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ソプラノ・ヴォーカリスト 渡辺麻衣

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緊張する?しない?

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先日、ダンスムーブメントクラブでの発表会に合唱団とカナリア・アンサンブルが出演した。
私は合唱団の指導に指揮、さらに打楽器・ピアノ・フルートの楽器のメンバーそれぞれが離れた位置にいたので指揮も必要だったため、にわか指揮者にもなり。短い間だったが大忙しだった。楽器のメンバーはカナリア・アンサンブルの長年連れ添った?わがメンバー。私のなんちゃって指揮は彼らだからこそなんとかなった感があった。

そんなわけでタイミングを合わせたりなんだかんだしながら自分の番が来たら歌う、というかんじだった。
でもなんとか無事終わり。合唱団の保護者のみなさんもよかったですよ、と言ってくださった。
合唱団の保護者のみなさんはほんとうにいつもあたたかい。こどもたちとともに私の演奏に対しても「先生素敵でした~」と言ってくださる。もちろん誰にほめていただくのもうれしいものだけど、合唱団は私のホームグラウンド的なところがあって。その保護者のみなさんは本番にバタバタするばかりで頼りない私をいつも支えてくださり、手伝ってくださったり、応援してくださり。ほんとうにありがたい。

本番終了後、保護者の方に「先生の歌すごくよかったですよ~!」そして、「いつも思うけど先生緊張しないんですか?あんなところで一人で歌うの」ときかれた。
「いえ、するんですよ、緊張・・・かなり。でも、そうだなあ~・・・最近は緊張するひまがないっていうのが近いかも・・」

そういいながら考えていた。そうだ、最近歌うときあまり緊張しない。
昔はすごく緊張していて、何をどんなふうに歌ったかわけわからず終わっていることも多かった。
リラックスして歌えないまま終わることが多かった。

今も多少は緊張するけど。

緊張しなくなった理由として考えられることはいろいろある。

コンサートにおいてはどちらかというと自分の歌のことよりも気になることや、歌以外のことでドキドキしてたりする時間の方が多い。だから歌う瞬間は「やっとここ(自分のことだけに集中していい時)まできたわ~」とほっとしている節もある。

また、私はほんとうに要領が悪いので、とにかく遅いしやることにも時間がかかる。そのくせ慌て者でうっかりミスも多い。他人にとって意味不明の行動も多い。(夫・談)自分の歌のレベルがどうか云々より、生活全般において私の持っているもので一番心配がすくないものが歌なのだ。

だから、いざ舞台に出て自分の歌を歌う瞬間、はじめて私は地に足が着くのだ。ほかの人と同じようにちゃんとした人間になれた気がするのだ。

緊張していたときは、「ちゃんとやろう」「うまくやろう」という気持ちがどうしてもあったと思う。それがリラックスしようということであってもその裏にはそういう思いがあったのだと思う。

でも今は私にとって歌うことは私に戻る瞬間であって。だからその瞬間においてはさらに良くしよう、とかは私にとっては全く無意味なものなのだ。もちろん普段の練習はそうではない。練習は体作りのようなものなので。本番によりよい状態で集中できるために自由に表現するために練習は大切だ。バレリーナがより高く飛ぶために、よりしなやかに舞うために柔軟な体や強靱な筋肉を鍛錬によって得ようとすることと同じだ。

これはあくまで本番、その瞬間のことだ。

そして、その本番、私は地に足が着いた人間として今自分が持っている一番いいものを、感動しているその気持ちを効果的に、、、というようないろんなことに意識がぶわーっと集中して、結果的に緊張する暇がなくなっているようだ。

断崖絶壁に立ち、それを自覚しながらも空の青さのほうに感動しているような状況。
歌う瞬間はそんな感じに似ているかも。生死の狭間に立っているからこそその瞬間が輝くのかもしれない。

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