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ソプラノ・ヴォーカリスト 渡辺麻衣

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施設の子供達と2

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施設の子供達とのレッスン終了。

ただいま帰宅中。もう真っ暗だ。しかも寒い。急いで帰らなきゃ、、、、お迎えがギリギリの時間なのである。

今日はいつもより少ない参加だった。予定していても、やることをやってなかったり、勉強などがあったりすると、参加できない。みんな、けっこういろいろと忙しいのである。

子供達を待っていると、「遅くなってごめんね、」と、声がし、一人走ってやってきた。

いつも参加している子だ。
「ごめんね、、、今日はね、、、」と、彼女は遅れたことを詫び、説明しはじめた。今日は来られない、ということを丁寧に説明しにきたのだった。

じつはこれ、登場から含め、
私にとっては、ちょっと嬉しい驚きだった。

ここで、子供達の方から、そういう風に言われたことがなかったのだ。
私が来られるこの時間は、ちょうど学校から帰るころなので、もともと揃って始めることは難しかった。遅れてもしょうがない、できる時間から、、、というような所もあった。

私からは、それでも、できる時は時間を守ろう、参加できるよう、やることをやっておこう、とはいつも言っていたのだが、スケジュール上難しいところもあるのだろうなあと思っていた。

そんな、今日、だったんだけど。彼女のそれは嬉しい出来事だった。

その後来た二人と、10分遅れでレッスンが始まった。
いつものお気に入りの歌を歌い、今日から手話曲の「花より花へ」をやる。

二人ともとてもよく歌った。それぞれにいいものをもっている。
今日はケンカもなく、、、穏やかに終わる。、、、そういえば最近は穏やかかな?前てこずったこともあったけど、、、と、ちょっと思い出したりしていた。

ちょっとこのところ思い悩んだりで、元気がなかった私だったが彼らに会ってちょっと元気をもらった。だから素直にそれを伝える。
「みんなのおかげで元気になったよ、ありがとう」と。二人は

終わったら、「送るよ」と、私の荷物を一つずつ、それぞれで持ち、玄関まで送ってくれた。
靴を履いていると、何やら相談している。顔を上げると、ニコニコした顔の二人、、

「(せーの、といって)今日は、教えにきてくれて、ありがとうございました!」

と。

驚きながらも、私も、
「まあ、ご丁寧に。こちらこそ、お邪魔しました」

そんな挨拶をかわし、ドアをあける。門まで送ってくれる二人。
「気をつけてね」「ありがとう」
そんな挨拶をかわし、帰る。

帰り道、しみじみ思いだしていた。

、、、約束は守らないといけないよ、15時に先生は来るって約束したんだから、来てるんだよ。だから、15時から始められるようにしないといけないよ。遅れたら、ごめんね、なんだよ。、、、とか。
最初と最後はちゃんと挨拶するよ、、、、とか。

実はめちゃくちゃになっちゃう時は終わりの挨拶すらまともに言えず、ていうか私も言わせるのを忘れて帰っちゃったりしていた。

でも、彼らはちゃんと、知っている。

私が教えずとも。

あたたかい受け答え、挨拶、というものを。

私はそれを教えるのではなく。

彼らがそれを、何度も何度も、実行できる相手であればいい。
笑顔で挨拶されたら笑顔で返し、

ありがとう、と言われたら、ありがとう、と返し。

遅れてごめんね、と言われたら、大丈夫だよ、と返し。

当たり前のそのコミュニケーションをただ淡々と、何度も。

彼らに教えることなんて、何も、ないんだ。必要なのは、思い出し、忘れないようにさせる。暖かい、そういうコミュニケーションを大切にする大人として、彼らの前に存在する。

ただそれだけだ。

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