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ソプラノ・ヴォーカリスト 渡辺麻衣

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歌っている時の感覚、方向、、、ひとつになること

Category - 感じたこと
「歌っているときはどんな感じ?」ときかれることがあるので、私が感じていることや伝えていることを、少ない言葉の引き出しではありますが、できるだけ忠実に書いてみたいなと思います。            
  「目線を上げて、目をしっかり開いて、」           
歌をはじめたころに言われた方もいるのではないでしょうか。                                 
斜め上前方、などなど、表現方法はいろいろありますが、声を届ける方向を見るということは、まずは正解なのです。目は口ほどに物を言う、、、などはうまく言い表してるなあと思います。  
             
ただ、それだけではありません。むしろそれより感じていることがあります。    
 最近とくに私がよく自分でも意識したり生徒さんにも伝えているのは、声は、前方向だけでなく、自分の周り全て、方向というなら、空間すべてに向けて発するイメージで、ということです。              
 前だけでもお客さまに向かってだけでもなく。お客さまごとその空間を感じその空間に自分の奥の奥の声を光の中心としてそこから光を放射するようにじわりと緩やかに広げていくようなイメージです。                                       
 その空間はホールか、ホテルのレストランか、カフェか、体育館か、会議室か。野外というものもあるかもしれません。広さは?響きは?明るさは?そこにある人は?ものは?
 それらすべてを肌で感じ、
 目の前にいるお客様一人一人、誰が欠けても同じ空間は作れないということを認識しながら、その空間とそこにいる人もモノもすべてに音を行き渡らせることに集中するのです。
 ここで言う集中とは目の前の一点に集まることではなく、自分の奥の奥にある一点を中心に、自分が世界に向かって果てしなく柔らかく広がる感覚だと思います。
 そうして空間を意識することで、その歌に必要なボリューム、響き、そしてどんな呼吸で物腰で、ひいては、どんなお化粧でドレスなのか、ということなどもぼんやりとですが決められていくような気がします。
 そうして、そこに存在するすべてのお客様、プレイヤー、スタッフとともに作る空間に自分が歌で溶け込めたような感覚が一瞬でも感じられた時、世の中にこれ以上の幸福があるのだろうかと思えるほどの幸福感を感じるのです。自分はここに存在していいのだという、承認欲求をが満たされたとように感じているのでしょうか。
 プロでもアマチュアでも関係ないのです。必要なのは、目に見えない「音」というものを心底信じる気持ちなのかもしれません。
 昨日のうたごえひろばで、本番前に、「嘘だと思ってやってみてください。その空間にあるすべてに意識を向けて、そこに溶け込むように歌うんです。一瞬でも溶け込め、ここにいていいんだと感じられた感覚はすごく幸せな気持ちにしてくれます。その瞬間を感じられたら半年くらいは(少々辛いことがあっても)その幸福感だけで生きられます!」
 真剣に伝えたら、みなさんから「でた、先生節(^_^」という笑い声ととてもとてもあたたかい眼差しをいただいたのでした。
 怪しい?イエ、怪しいものではありません。多分^_^
 歌う時に感じる様々な感覚を、なるべく具体的に語れるようでありたいと思います。背中から感じとれ、、、、というのもあると思いますが、言葉を扱う芸術にかかわる以上、歌うことだけでなく、言葉でもその深いところを伝えられたら。そして生徒さんにはその言葉の中から何か感じてもらえればいいなと思っています。

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