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ソプラノ・ヴォーカリスト 渡辺麻衣

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子どもたちに詰め込むこと

Category - 合唱団
前、保護者の方々から、「この合唱団にしようと決めた、決め手」を伺う機会があった。
(※注)以下の、お子さんや保護者の方とのはなしは、大きくなって卒団した子も含め、私が数年に渡ってかかわってきた、複数の子たちとのエピソードや保護者の方との会話をまとめたものです♪)


ある方。

「もともと合唱団を探していて、たまたま◯◯でやってた、合唱団のコンサート見に行ったんですよ。
(※このコンサートは企業様やデパート様からいただく、私のプロデュースお仕事。合唱団を中心に、大人の演奏家にも入っていただきお客様に楽しんでもらうファミリーイベントです。ここにむけて結構頑張って子どもたちも練習します)

演奏も素敵だったし、子どもたちも真剣に楽しそうなのはいいなと思ったけど、最終的に決めたポイントはそこではなくて。演奏の最後にみんなでお辞儀したとき、そのお辞儀が、、、、、

バラバラだったんですよ 笑

それ見て、「決めた、ここにしよう」って思ったんです。」

私「そこですか!?」
「ハイ 笑」

別の方。

「初めて見学に来たとき、床に寝転がってる子がいて。先生は最初ちょっと注意したけど、その子はそのままで。先生もそのあとは特に強くは言わなくて。その子は床でゴロゴロしたままだけど、他の子どもたちも特に乱れることなくレッスンはすすんでいって。
先生いつか怒るかなどうするのかなと思って見ていたけど結局そのままレッスン終了して w」

私「(よくあった光景だ・・・;;)はい、まあ、最初は『見学の人がいるのにたのむよぉ・・・せめて別日にしようよぉ・・なんで「いつもどおり」なんだよぉ・・・』とか思いますが・・・

まあそれはこっちの事情ですしあと、彼が音を立てたり、騒がしくしていたら、それをやめてもらうほうにエネルギーをそそぎますが、彼はああしながらみんなの歌をきいているかもしれないし、私は静かにしててもらえるならレッスンには影響ないので、結局、まいっか、となってレッスンに集中するんです。目は配りますけどね。私一人なので手もまわらないですし、今エネルギーを注ぐところはそこじゃなくていいか、という感じになるんですよね;;」

「そうなんです、見てるうちにそうなんだろうなと感じたんです、レッスンの邪魔はしてないな、だからいいんだな、とか。
その流れ見てて、先生が大事にしてるとこはそこじゃないんだ、と感じて、ここにしようと思ったんです」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうなんだ。
そこは初めて知った。
そういう声が聴けたことは新鮮だった。

子どもたちの教育現場はこうあってほしい、という思いは、大人それぞれにあると思う。

私が大切に思うことは、折に触れて書いたり話したりしているつもりだけど、話すより書くより、大事なことは、子どもたちの様子、私たちの持つ空気、、そこから、その教育方針や思いがにじみ出るような、そういうところにもっていけることが一番大切だと考えていた。それは長い時間かけてずっと精進していくことで、ゴールはないと思っている。まだまだだといつも思うし、ゴールのない果てしなさに圧倒されそうになることもあるけれど、保護者の方からこうして聴いたり、誰かの一言だったり、そういうことにとても励まされ、また明日もがんばろうと思うのである。

こういうエピソードや保護者の方の声、ありがたいことに時々お聞きできることがあり、そういうことをひとつひとつ書こうとすると、その時の思いが盛り上がり、どうしても長くなり、膨大な量になるのであまり書かないのだが、

「こういうことを『保護者の方の声』という感じでさらっとホームページとかにたくさん載せたら」とアドバイスいただくこともあり、そういえばインターネットをみていても、お教室など、募集したりするものに関しては、そういうことをけっこう書いているなあと気づき、(今更かい!)書かなきゃなあとは思っていた。でも今日書いた直接のきっかけはそこではなくて。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



世間で騒がれている某幼稚園の、とくにそこでの教育方針のこと諸々、今朝もそのニュースをぼんやり見ていて、急に、保護者の方との会話を思い出し、いろいろ書きたくなった、、、そこが直接のきっかけ。

なんというか、あそこの教育は色んな意味で目の覚めるような教育、、 笑あれが教育というのであれば、あんなに楽なことはない。

こどもたちに何かを詰め込むことは、労力はかかれど難しいことではない。例えば難しい言葉の暗唱なんて、好きな子は大好きだ。嬉々として励むだろう。個人差あれど、こどもたちって、そういうものだ。「直立不動で難しいことばを元気よく暗唱させる」・・・とか、、、まあ、年齢にもよるが、子どもなら、全体で5時間くらいあれば、(集中力が持たないので、数日に渡り、全5時間、という感じ)きっと完璧にやれるだろう。もっと早い子もいると思う。そんなこと、なんでもないことなのである。

多くの子どもたちは、本能的に、「人として大切なこと」「みんなで仲良くすることとは」「平等とは」・・・・・そういった数々を、「知って」いる。そして、本能的に、人に対して大人以上に「開いて」いる、と思う。幼ければ幼いほど。だから詰め込むことは容易い。砂が水を吸い込むようにその柔らかい頭と心で吸収し、その大人の信念や価値観を、その大人以上に体現する。無意識にまっすぐに。
それは素晴らしいことと同時に恐ろしいことなのだ。

大人は皆、その恐ろしさを心の奥底で理解して、子どもたちと対することが大切なのではないだろうか。

Category - 合唱団

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