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ソプラノ・ヴォーカリスト 渡辺麻衣

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「落とし所」~みんなで一緒にやるということ

Category - 感じたこと
障がいがある人とない人一緒のコーラスを指導させていただいている。
自分のやっている子どものクラスに障がいがある子がいることもある。

「来たい」という人は全員ウェルカムである。

音楽やりたいという人を選別する権利も理由もないし
何より私は「やりたい」という人とやりたいし、
基本人に興味があるから。

結果、障がいがある人ない人、プロ、アマチュア、
音楽的技術も音楽に求めることもバラバラな、
本当にいろんな方々と音楽をやる機会に出逢う。

そんな仲間たちとやる中でこころがけていることがある。

それは、障がいがあるなしにかかわらず、

誰かががまんするとか、
無理やり理解するとか、
決まりをつくるとか、
そういうことをしない、

「落とし所」

はどこか、
を常に意識すること。

そのために、
ときにはお願いしたり、
言葉を選びつつ提案したり、
やり方はいろいろだけど、

それをわかってもらう動きをさぼらないこと。

がまんでもなく、
やりたいことを自分勝手に出すばかりでもなく、

みんなが持ち味を認め合い納得と責任を持って譲歩しあった上の、
今、できる最善。

それが「落とし所」だと思う。

この言葉は最近認識した。

言葉を知らなかったわけではない。
ただ、言葉というものは言語として知った後にも、
その言葉自身の背景や概念とともに、
何度も「出逢う」ことがあるが、
この言葉の認識はまさにそんな感じだった。

言葉の出どころ(?)は、
今私が開催している音の体験講座
共同企画者で講師である、サックス奏者で音楽家かみむら泰一さん。

講座の企画内容や告知方法、チラシ制作など、
多岐に渡るミーティングの中で時々かみむらさんが使っていた。
「落とし所はどこかな」。

それをきくたび、そしてそれを実際私も使ってみるたび、
それは、私がやっていることや心がけていることとうまくリンクし、
すとんと私の中に落ち着いた。

出来ること出来ないこと、
目指すことがそれぞれ違う人々で、
何かを創り上げるとき、
誰もがまんせず、禁止もせず、
その人それぞれの良さを出せる、
一番可能で前向きなバランスを探る・・・・

私はその大切さを子どもたちや
生徒さんにも理解して欲しいと思っているわけだけど、

この言葉はそういうことをうまく言い表しているなあと感じた。

もしかして即興演奏をやる人や
ジャズなどのセッションをする人たちの間では、
日常的に使われる言葉なのかもしれない。

また、音楽をやる人はこの言葉の概念を
なんとなく肌で感じられるのではないか。

アンサンブルの基本は、
結局のところここにあるわけだから。
その「感じ」を一般の人に概念的に伝えるのに
この言葉はいいなと感じた。

音楽から感じる「大切なこと」を、
音楽を感じてもらうのと同じに
伝えられるような言葉を探していくこと。
それも音楽家の役目なのではないか。

感覚をひらいてさらにわかりやすく伝わりやすい自分の言葉を探し求めることも大切な表現活動なのではないかと思う。

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